脆弱性診断と侵入試験(ペネトレーションテスト)の違い
名前の似た2つのサービスの、目的・進め方・結果の違いを比べます。
公的な一覧での位置づけ
経済産業省の「情報セキュリティサービス基準」に適合したサービスを、 IPA が「情報セキュリティサービス基準適合サービスリスト」として公開しています。
このリストでは「脆弱性診断サービス」と「ペネトレーションテスト(侵入試験)サービス」が別々に掲載され、侵入試験は「脆弱性診断サービス」のオプションサービスと位置づけられています。
目的・進め方・結果の比較
| 観点 | 脆弱性診断 | 侵入試験(ペネトレーションテスト) |
|---|---|---|
| 🎯 目的 | 対象にある弱点を、広く洗い出す | 定めた目的(例:顧客情報に到達できるか)を、攻撃者の立場で達成できるかを確認する |
| 🧭 進め方 | 決まった観点の一覧に沿って、画面・機器を一つずつ点検する | 見つけた弱点を組み合わせ、攻撃の手順をたどって奥へ進む |
| 📄 結果 | 弱点の一覧と、重大度・改善策 | どこから・どの手順で・どこまで到達したかの記録 |
| 🏢 向く場面 | Webサイトの公開前・改修の後・定期の点検 | 対策を一通り終えた組織が、守りの実力を確認したいとき |
比較の表は、弊社による説明です。
どちらを選ぶかの考え方
弊社は、最初に脆弱性診断を行うことをお勧めしています。
弱点の一覧が手元に無い状態で侵入試験を行っても、見つかった入口から先の対策しか確認しられないためです。
脆弱性診断で見つかった弱点を直し、再診断で確認した後に、侵入試験で守りの実力を確認する、という順番をお勧めいたします。
SecureArc での扱い
SecureArc は脆弱性診断を基本のサービスとし、侵入試験はご要望に応じてご相談を承ります。
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出典(取得日:2026年10月10日)
- IPA 「情報セキュリティサービス基準適合サービスリスト」https://www.ipa.go.jp/security/service_list.html